中原街道のオアシス洗足池
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日常写真 / snap
花見で超満員になる前の洗足池@大田区。品川区の家から徒歩40分ほど。東京(江戸)の中心地から程よく離れ、遠過ぎもしないのに幾分ゆったりしている。湧水も豊富なようで水も澄んでいる。水がよどみなく綺麗に入れ替わるところは気持ちいい。今週来週あたり桜が満開で絶景になるだろう。
晩年、勝海舟がここに小さな庵を構えて住んでいたようで今も夫婦のお墓がある。幕末でなくとも昭和初期までこの辺りは森と池とで、隠居するにはもってこいのところだったんだろうなと想像する。
そういえば、勝海舟は江戸城無血開城で戦火から町を守ったと思いきや、関東大震災や東京大空襲、その後の開発でで多くが消えてしまった。特に有名でもない古い建物を見るのが好きな僕はそういうのを惜しいと思うことが多いのだけど、でも、東京はそうやって新陳代謝を素早く進化していく町なのかなと思ったり。いずれにせよ、人がつくったものを引き継いでいくのはそんなに簡単ではない。
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