目黒不動尊の桜2016年
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最終更新日:2016/12/04
日常写真 / snap
ソメイヨシノより2週ほど早く咲いていた。
目黒不動は808年に開かれたというが、この寺院の中に、それ以来ある木はあるだろうか。ソメイヨシノは60〜70年、枝垂れ桜だと1000年も生きて花を咲かせるという。木があるところを再開発して大きなビルや道路ができるのは一年、二年でできるが、木が立派に育つにはそれよりずっと長い年月がかかる。
木下で撮られた昔のポートレイトを見ると、木の様子と比べ人は年を撮って成長し、老いることを実感する。木はもう少しゆるやかに老いていく。
さて、ここ最近は引き続きハッセルばかりを使って撮っている。アナログで、ピント合わせも、露出もマニュアルで不自由といえば不自由だが、それが面白い。この日も撮影中、少しいいコンパクトデジカメを持ったおじさんに「おれも昔ハッセルやってたよ。デジタルはやらないの?」と聞かれた。アナログからデジタル、デジタルからアナログ、違うスタート時点から違う体験を経てそのよさを再発見していく。それが面白い。
Hasselblad 500C/Mで撮影
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