インド猫、小ヤンマーと小ミャンマーの話/Kitties brothers in India
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India Life, Photo project
先週まで山猫のような猫が二匹やってきて、うちのベランダで水を飲んだり寝たりしていた。顔立ちとか模様が山猫に似ているので、片方をヤンマーともう片方をミャンマーと呼ぶことにした。目を合わせると警戒態勢をとるので、なるべく気づいてないふりして彼らが来るのを楽しみにしていたのだけど、数日前から彼らは来なくなった。その代わりにやってくるようになったのが、瓜二つの子猫兄弟。直感的により山猫に似ていると思った方を、小ヤンマーと呼ぶことにして、自動的にもう片方を小ミャンマーということにした。
日中はあまりに暑く、過酷な時期に生まれたきたものだと少し同情する。一体、親はどこに行ったのだろう。ヤンマーたちに与えていた水を仔猫たちは引き継いで飲んでいる。ヤンマーは子供を生むような体型はしていなかったから親ではないだろう。仔猫によりよい環境を譲ったか。
小ヤンマーが昨日から、窓の外からこっちを覗き込み、ガラスを引っ掻いたり、網戸に登ったりするようになった。入れてくれコールをするので、引き戸を開けると恐る恐る入ってきた。後から様子を見ていた小ミャンマーも追いかけて来た。
夕食にと思って牛乳の脂肪分を絞って作ったチーズみたいなものを少しあげたら、ものすごい勢いで食べた。ではもう少し、とあげていたら、結局全部なくなった。まあいいか、ほんとはそんなに好きじゃないしと思う。
猫って気ままだから、あれだけ入れろ入れろと言っておきながら、今度は出せ出せという。外に出ると、今度は入れろという。まあ、今の時期は暑すぎて蚊も成長出来ない時期だからしばらく扉を開けておいても平気。野性味を失わない程度に、大きくなるのを手助けするか。成長が楽しみ。
写真は、左が小ヤンマー、右が小ミャンマー。肝が座ってるのは小ヤンマー。これまで自分が知っている猫は、明るいところでは瞳が縦に細くなるものだと思ったが、こいつたちはならない。インドの猫は不思議だ。
Two kitties brothers started to come yesterday instead of two mature cats. As they mewed and wanted to enter, I opened a door. They ate a part of my dinner and slept for a while. It’s a hard season that kitties grow up. I’ll help a bit them to grow up in such a hard environment.
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