星野道夫写真展「悠久の時を旅する」
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写真学び / Photography study
六本木ミッドタウンで星野道夫「悠久の時を旅する」が開催中されてます。没後16年経ったけれど、作品の魅力は今なお健在。特にこのアラスカで群れからはぐれたカリブーが彷徨っている一枚は、あまりにも壮大な自然の中でのはかなさと強さみたいなものを両方感じることができて好き。短く添えてある言葉もよくてただ自然や動物を撮っている写真でないことがよくわかります。入場無料なのでもし気になったらギャラリーを覗いてみてください。かなりおすすめです。
そういえば生前・星野さんが、写真を撮ることについてこんなことを書き残してます。
「写真を撮るためにもっとも必要なことは何かと聞かれたら、それは対象に対する深い興味だと思う。始めは漠然とした気持ちでいい。花、昆虫、ある種の生き物への興味、山への憧れ、あるいはある土地への想い・・・・・・。それが何であれ、まず、その対象に対するマインドの部分で関わりである。そして次は、その気持ちをさらに深めていくプロセスだと。それが勉強をしていくことだと思う。(中略)それは写真の技術とは直接関係がないかもしれない。しかし、その遠回りなプロセスは、ひとつの対象に対しグローバルな視点を与えていくことになる。つまり、何を視るか、切り取っていくか、という力である」
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