Assignment5 Environmental Portrait 01: Michelle, Maison Bertaux owner, 54
公開日:
:
最終更新日:2014/08/09
ロンドン芸大 / Uni Arts London, 写真学び / Photography study Photo project
Maison Bertaux, French cafe, was opened in 1871 as her family business. She sometimes helped this cafe when she was teenager. She was an actress in a famous theatre until taking over this cafe. After then, her sister and she work as co-owner. My favorites are a nice coffee and brilliant flower with her hospitality.
Review
The definition of an environmental portrait is a picture which shows the place and what a person do without any description.
Therefore when I visited here for making an appointment, I reviewed the ideal places to shoot. The main consideration was the environment as a background and ambient light from windows. A light meter was used at the time. In addition, as choosing an adequate lens, the distance was one confirmation point. I thought 50mm lens would not work to cover the environment.
There was very brilliant table at the end of 1st floor. This place is for the 1st and 2nd portrait. There is also big show window in order to show cakes at the ground floor though the light is quite limited.
In this time, I could communicate with her in very relax atmosphere. As a result, her lovely smile was captured enough.
On the other hand, the wider environment and her working moment should be taken too as an environmental portrait. The excuse of it was the light limitation in inside of the cafe. The flash lighting need to be applied. Moreover, her attractive smile and talk made me miss wider vision:-p
50mm, 28-75mm zoom lens used, White reflector, No flash.
ミッシェルさんは1871年創業の老舗フレンチ・カフェ・メゾンバトーのオーナー。とてもすてきな人柄で前からぜひポートレイト撮影をお願いしたいと思っていましたが今回実現しました。10代のころからお店に出入りし手伝い、その後はロンドンの有名劇場で演じる舞台女優でした。引退後は妹と共同経営者として活躍されています。ぼくはこのお店のコーヒーとシンプルだけど綺麗な花、そしてミッシェルさんの明るい人柄に惹かれてたびたび訪れています。土日は大混雑の人気店です。
レビュー
環境ポートレイトとは、説明なしでその場とそこにいる人との関係性がわかる一枚の写真のことです。
今回はそのことを念頭に撮影交渉とアポを取りに行った時に、場の確認をしました。主に、窓の位置、光の差し込み方と背景になりうる場面の検討です。今回はライトメーターを持って行き光量を測ってきました。その結果、というか普通に目で見てもわかるのですが相当暗いことがわかりました。また狭い店内で環境を入れて写すには50mmは厳しいと歩幅で確認。
このお店の2階奥には窓からの光がとてもソフトで美しい角席があります。そこは背景もシンプルでポートレイト撮影に向いています。1、2枚目はそこで撮影されました。あと1階にあるケーキを陳列しているショーウインドーも大きな窓と言えます。ただし曇っていれば相当光量は弱いけれど。
今回は、ミッシェルさんとよくコミュニケーションをすることができ、更に事前にポーズについて考えていったため迷わずにできました。昔舞台女優だけあって、写真を撮られることに躊躇がないのも撮影をスムーズになった要因です。和やかな雰囲気の中で、イメージしていた彼女の柔らかい笑顔を取ることができました。
一方で、今回は環境ポートレイトなのでしたが、ちょっと環境を写しきれてないですね・・・。この点は、チューターからも指摘あり。言い訳としては、暗い店内で利用できる光の角度を重視したこと。とミッシェルさんの表情に魅せられてつい人物写真として集中しすぎてしまったことでしょうか。;-p
今回は、50mmと28-75mmズームレンズ(35mm固定で)を使い分けました。やっぱり35mm単焦点がいよいよ必要。
関連記事
-
InDesignでブックデザイン
いよいよ本格的にInDesignでの編集作業に入った。 思えば、10年ほど前に学生だったときは
-
Pre-sessional Academic English course at Camberwell College of Arts./ロンドン芸術大学夏のアカデミック英語集中特訓
この夏はアカデミック英語学習に投じることにしました。 学生、社会人と英語はそれなりに勉強してきたつ
-
写真学科卒業後の経済的自立について
最近、ロンドン芸術大学写真コースの経済自立の支援教育に関して進学希望者から相談を受けました。また
-
Re-Think Project 2016
Hassel最初の一本から[/caption] ロンドン芸大のドキュメンタリー写真コースの修
-
PROJECT FOUR – I LIVE HERE
Waterlooのフラットで撮影。 鏡面のビルが前にあって、そちらに写った姿はもうひとつの世界