留学中の私の部屋。ソーシャルメディアを活用
公開日:
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UK, ロンドン芸大 / Uni Arts London Life
今回は、ロンドンでの住まいについて書いてみようとおもいます。
ロンドンで生活を決めたときに、まわりから言われたことは気に入った部屋を予算内で探すのがたいへんということでした。
会社の同期がロンドンに駐在していたことで、社会人が住んでいる住宅がどの程度の相場なのかをだいたい知ってはいましたが、それは東京の相場を遥かに上回るものでした。
学生になり無職になるならば、あまり固定費を高くすることは経済的にも精神的にもよくありません。でも、あまりに住環境が悪くてせっかくの留学期間の生活の質が落ちても意味がない。
なので、できるだけ早くから部屋探しを始めるて備えることにしました。部屋探しに実際に動いたのは、たぶん2011年の4月ごろだったと思います。(渡英は8月下旬)
自分の条件としてあげていたのは、「静かで集中できる」、「駅に近い」、「学校に自転車・徒歩でいける」という点でした。
予算は、公共料金すべて込みで10万円まで。一人ではなく、フラットシェアでよい。
大学には複数の寮が用意されてはいますが、University of the Arts Londonの場合、立地があまりよいところばかりではなく、また安くもありません。
しかも、これまで留学経験で寮に入ったことがあるのですが、結構うるさいというネガティブな印象もあって今回は最初から候補から外しました。
できるだけ早くとはいえ、ロンドン入りもしてないし、どうしたものやらと考えていたときにまずやったことは、同じ大学に通っている人をブログやソーシャルネットワークを活用して探すことでした。
土地勘がない場合は、どこなら通いやすいかや快適化を直接コメント欄に書いたり、メールしたりして問い合わせてみました。
僕が探したときは、幸いにもカレッジは違いましたが同じ大学に通う元社会人の学生と知り合うことができました。
運がよいことに、話を聞くと僕のあげた条件にぴったりで予算内です。しかも、ちょうど卒業のシーズンで入れ替わりで大家さんを紹介していただけることになりました。
会ったこともない人の情報だけを頼りにして、部屋も実際に見ずに写真だけを見て決めるのは一抹の不安はありました。しかし、そこはソーシャルネットワーク 時代のいいところで、その人のバックグランドやライフスタイルがおおよそわかっていますし、紹介してくれた人も何度も失敗した後に見つけたとても満足でき る環境だと言っていました。
ロンドン入りしてからホテルに泊まりながら一件ずつ大家さんのところを回るのは大変手間だし、仮に失敗しても数ヶ月住みながら次を探せばいいと考えて、早々に大家にコンタクトして決めてしまいました。
東京で引越しといえば、敷金礼金と前家賃やらなにやらで結局6ヶ月分が必要というのが通例ですが、ロンドンでは簡単な契約書一枚と3週間のデポジットと3ヶ月は最低住むという内容だけでした。とっても簡単だったことも、まあ契約してみようかと思った点です。
実際、8月下旬に到着してみると、おおよそ事前の情報通の家でとても快適で順調な留学生活を開始することができました。
フラットには3部屋あってそれぞれ10畳くらい、あとはキッチン、トイレ、バスを共有しています。
フラットメイトは、台湾人、韓国人の20代女性でみんな明るくそしてとても綺麗に共有部分を使っています。そして、とっても静か。
ときどきキッチンで話しますが、それ以外はお互いあまり干渉しないで生活するスタイルで悪くないなあと思っています。
住み始めたときは、それぞれの部屋に鍵がないからちょっと不安でしたが、そんな心配は今のところ不要なものでした。
僕はこれまで人生トータル10回程度引越しをしてますが、他人とシェアして暮らすというのははじめてです。この直前には、2LDKの広い家にひとりで住んでいたこともあり、一気に住環境がランクダウンすることに対する不安も一部ありました。
でも、実際に住み始めてみると、自分が意思をもって選択した生活というのは、たとえ前より狭かろうが、共有スペースがあろうが、ほとんど苦にならないことに気がつくこともできました。
窓も大きくて部屋は明るく、大学までも徒歩10分程度で通えて、おまけに駅まで3分という環境は、そう簡単には探し出せないかもしれません。
今のところ、大満足という自己評価です。
不動産屋さんを通すのもよいですが、時間に余裕があるならソーシャルメディアを活用したフラット探しというのも便利かもしれません。
何事も早めの行動と縁はたいせつだと思った、ロンドンの部屋探しでした。
PS. しかし、12月に思わぬアクシデントで退去することになるとは、この頃思いもしなかった・・・
この記事へのコメント
1. Posted by tkatsume 2011年11月06日 12:00ログの蓄積が信用に繋がるよね。ブログは続けられない僕でもツイッターはなんとなく続いているので初めての人にコンタクトする際、意外に使えます。2. Posted by emiwo 2011年11月06日 22:14はじめまして笑。メールでもらったアラスカ情報をさらに探してここにきました。SNSでも、リアルで も、じっくりいろんな条件から探すといい出会いがあるということなのでしょうね。満足できるお家に住めるというのが何よりです。ロンドンに行ったときは遊 びにいかせてください。3. Posted by Shin 2011年11月07日 10:40> Katumeログは確かに信頼性を判断するのに役立つ。何事もサンプルが増えることで本来の姿に近くなっていくのかもですね。
やっぱり取材でも役立ったりするのかな。>emiwoさん
はじめまして!アラスカもそろそろマイナス20度へ突入し、12月は40度までいきそうな季節ですね。
いくならぜひ犬ぞりしてきてください。ロンドンにお越しの際は、ぜひきてね。テムズ沿いで一杯やって、うちで珈琲をいれましょう。
4. Posted by Eri 2011年11月07日 17:24しんさん。ロンドン生活、順調なようで何よりです!
私も今はバス・トイレ・居間を4人で共有していますが、ある程度ルールを共有できていれば、そして、お互いがある程度想像力を働かせられれば、シェアって快適ですし、一人暮らしよりいろんな意味で安全な気がしています。
しんさんもシェアの相手と相性がよかったんですね!!
異国の素敵な写真、いつも楽しみにしています。
5. Posted by Shin 2011年11月08日 04:19Eriさん帰国後はシェア生活なんですね。
あのあと南スーダンでは武力衝突の事件も起きているようですが、さぞ気になっていることでしょう。ぼくもそのうちアフリカに行ってみたいものです。ちょうど友人もいますし。
写真楽しみにしていてください。
最近はより大きなフィルムを使う中判写真にも手を出し始めました。もっとも写真は、道具より感性やタイミングでしょうけど。6. Posted by Kei 2011年12月03日 07:00同じ広報大使をやってるものです。ロンドンの西の方に住んでいて、部屋が狭いのに高いので大変です。エージェントを通したけど、管理費やらなんやらを取るわりには、乾燥機が動かずで管理できてません。笑 次回はSMでもやってみます。7. Posted by Shin 2011年12月04日 01:26>Keiさんコメントありがとうございます!
西の方は高い所が多いのかもしれませんね。僕はちょうどSouth Eastの入り口なので、交通の便はかなりよい割に、家賃はそこそこだと思います。
次回はぜひSMもひとつの手段として試してみてください!
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