「写真の露出ハンドブック」

公開日: : 写真学び / Photography study, 本 / book

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誰もが簡単に写真を写せる今だからこそ、じっくり考えてみたい写真の基礎知識。露出とはいったい何か?そんな疑問にいちから答える、写真の露出に関する決定版。

光のことを考慮しはじめると、写真がワンランク美しくなると実感している最近です。
ということで、去年の春節帰国のときに名古屋の書店で買った露出に関する本をご紹介します。
写真という日本語だとぴんとこないけど、photographyという英語で考えると写真が光の芸術であることがわかります。実際、光がなければ写りませんし、どうやってコントロールするかが大きなポイントだと思います。

最近のデジタル技術を使えば、Photoshopなどのアプリで露出も後からかなり補正できます。でも、加工したものはやっぱり違和感がでてしまうことが多いし、第一、加工に長い時間をかけるのはあまり得策じゃない気がします。撮影に出たほうが楽しいです。

この本が魅力的なのは、そういった知識の側面を美しい写真集のように事例を示しながら読ませてくれるところ。確かに文字も多いのですが、豊富な写真やイラストで直感的に理解できます。

イギリスで写真の勉強を本格的にすることになってからも、この本は重宝していて、大学で講義を受けるより詳しいところもあるくらいです。

技法という点では、かなり学ぶところが多いし各ページを見ていても飽きないので、光をうまくコントロールした写真を撮りたい人にはおすすめの一冊です。
あとレンズや絞りの関係、ピントの深さなど写真の基礎も学べます。

特に参考になるなあと思うところは、屋内・屋外ポートレイト撮影でのレンズ効果や光の当て方。
ISOを変えた時の効果、同じ絞りでもレンズの種類で異なる表現力、フラッシュと自然光の使い分けのところです。
自然光をうまく活かした人物写真は、驚くほど人を魅力的に表現できます。その場で場当たり的に撮るのもスナップとしては面白いかもしれないけど、たとえコ ンパクトカメラやiPhoneなんかのカメラでも、光がやってくる方向と背景をちょっと気遣うだけで違った印象の写真がとれることが本書でも実感できると 思います。

写真のテイストも好きだなあと思ったら、著者はPhat PHOTOの編集関係者なんですね。2005年くらいに好きで購読して教室にも行ったりしてました。懐かしい。あのころ、まさかロンドンに留学に来るなんて想像もしてなかったです。

写真の露出ハンドブック

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