中判カメラの画質

公開日: : 最終更新日:2014/07/31 ロンドン芸大 / Uni Arts London, 写真学び / Photography study

IMG_0539

カメラにはフィルムの大きさによって様々なタイプがあります。

記録できる情報量が増えるので大きなものほど高画質になり、より大きく引き伸ばして印刷することも可能です。

学校には、中判と大判と両方ありワークショップがあるので両方活用してみました。今回は中判ですが、マミヤ(日本)やハッセルブラッド(イタリア)などが有名です。

120という通常より大きなフィルムを装着してつかいます。

学校にあるのは、マミヤのR67なので、これを使って撮影してみようと思います。

機械的にも、普段つかう35mmのカメラとは違うのですが、それはWikipediaにでもまかせるとして、ここでは、どのくらい撮影の結果が違うのかを確かめてみたいと思います。

 授業が終わった午後のスタジオで、Lauraさんと彼女の赤ちゃんを撮影撮影させてもらいました。写真をクリックしていただくと大きくみていただけます。

まずはデジタル一眼の一枚。

Laura and baby [Digital]

Sony A900 with Alpha 50mm f1.4

F: 11.0

Sp: 1/125

ISO: 100

次に中判フィルム。

Laura and baby [Medium format]

Mamiya RB67

F: 9.0

Sp: 1/125

Film: FUJICOLOR REALA ISO100

中判はもう少し絞り込むのがよかったようです。F11〜16くらいにすると、もっとシャープに写ったでしょうね。

でも、やっぱり光の階調というか、デジタルとは違う豊かさやリアルさがあると思いませんか。

中判フィルムのよさを実感した経験になりました。

ただカメラ自体は大きく重いので、スタジオなど移動が少ない場所で撮るにはいいかもです。

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