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セルフ駐在員のインド・ビジュアルリサーチについて

このブログは、2014年5月から10月まで、インドの都市部を中心にフィールドリサーチを行ったリサーチャー栗原による現地レポートです。新興国の中でも次はインド、しかもグジャラート州が熱くなると思い、インド国立デザイン大学院（NID）にリサーチャーとしてやってきました。

なぜグジャラート州？

新興国の筆頭であるインドに注目が集まって久しく、すでにデリー、ムンバイ、バンガロールなどには多くの外資が進出し駐在員も多くいます。

しかし、モディ首相が前知事を勤め経済成長著しいグジャラート州は、注目度こそ高くなっていますが、まだ駐在者も少なくこれからの都市です。（そもそも観光客もあまりいません）将来性のあるこの州、特にアーメダバード、ガンディナガルを拠点にすることの面白さと可能性を感じました。

グジャラート州の中でも、デザイン教育の最高峰ナショナル・インスティチュート・デザイン（National Institute of Design: NID)に滞在許可を得て拠点にしています。ここにはインド中から優秀な学生や教員が集まり切磋琢磨している大学院です。トレンドの情報が集まる拠点のひとつと言えます。

摂氏45度を超える気候の厳しさ、ベジタリアン・禁酒文化、都市間移動の交通手段などいろいろ困難もあるにはあります。さらに、私は、企業派遣の駐在員とは違い運転手の手配や住宅など特別な待遇はなどありません。そのかわり、よりインドの人々の暮らしに近いところで暮らし変わりゆくところ、変わらないところを経験することができます。

何をレポートするのですか？

特に衣・食・住・学・働の中から、驚いたもの、心の琴線に触れたものについて、写真を豊富に使って展開していきます。場所は、グジャラート州を中心に他の大都市にもときどき出張しレポートします。