インド・デリーの最高級ショッピングモールDLF Emporio(エンポリオ)
公開日:
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最終更新日:2014/08/04
店・会社 / store, company Delhi
デリーの最高級モールDLF Emporioを訪れました。2012年10月に続き2回目です。そのときの印象があまりに強すぎて、これ移行訪れたモールは全て中級に見えてしまった程です。
今度は、アーメダバード、ムンバイと他の地域も見た後なので、どのような印象を受けるかと思い訪れましたが、当時の感じたワンランク上の雰囲気は健在でした。このモールは2008年8月にオープンして、インド最高級ランクの高級モールとのこと。
高級感を感じるポイントについて箇条書きでまとめてみました。
- 5つ星ホテルの雰囲気:温かくゆるやかな照明、十分な通路スペース、重厚な石素材
- 商品やショーウィンドウの展示が忠実:ブランドごとに精緻にデザインされた展示が再現されている。
- 細部までデザインが行き届いている:適当に置いたとか、作ったという部分がほとんどない。
- プレミアムブランド:インド国内外のブランドの中でも、他にはあまり出展していないブランドあり。Louis VuittonやBottega Venetaなど。
- 車でしかアクセスできない:BMWやベンツなど外車が多数。必然的に車で来られる客層だけとなる。
- 洋服率女性でも高い:年配女性は民族衣装で高級民族衣装店で散見
- 携帯電話の高級ブランド店Vertuが出展
- トイレも高級ホテル並
日本でいえば高級路面店がモールに集まったような印象を持ちます。東京には、表参道ヒルズみたいなものもあるけれど、それよりもっと高級な印象です。
西欧ブランドの半分くらいは、他の中級モールにもありますが、民族衣装の高級店は他ではほとんど見かけないところばかりでした。一着10万円以上の服も多く、刺繍や宝石を伴う美しいものがアート作品のように展示されていました。
Vertuで30万円以上するような携帯電話を小学生くらいの子供が父親に似合うものを見立てているところや、同じく20〜30万円するVotigaのカバンを奥様(?)にプレゼントしている場面に遭遇して、インドの富裕層から貧困層の振れ幅の大きさを見たような気がします。
デリーには、隣にDLFプロムナードというここより2ランクくらい高級感が落としたモールや、Selectcity Walkというアッパーミドルクラス向けのモールもあります。特に、隣にあるプロムナードと続けていくと、客層や展示、建築コンセプトなど全てが違って興味深い気付きがあります。そちらもまた後日紹介したいと思います。
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