世界24位のインド経営大学院アーメダバード校

公開日: : 教育 / education

©The Financial Times, January 24, 2016 8:05 pm

イギリスの経済誌フィナンシャル・タイムズ紙が2016年のビジネススクール(MBA)ランキングを発表しました。

その中で、グジャラート州アーメダバードにあるインド経営大学院アーメダバード校(Indian Institute of Management Ahemedabad)が24位にランクインしています。

よくこの学校の前をオートで通ったものでしたが、100エーカーの広さとありますので、東京ドーム約9つ分広大な敷地は横切るだけでも町ひとつ分以上あると感じました。

 

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入学には、経営大学院の共通試験を受験する必要があります。それが町のいたるところに看板をみかけるCATと言われるものです。合格は非常に難しいようで、Wikiにあるように98%の正答率と、討論や面接が課されるようです。半端無く難関です。

6つのインド経営大学院は、共通の入学試験である「共通入学試験」(Common Admission Test / CAT)を実施する。筆記による一次試験の選抜の後、二次試験は志望する各大学院においてグループ討論および面接が課せられる。インド経営大学院に入学するにはこれを受験しなければならないが、これはインドの試験の中で最も合格することが難しいとされる試験である。入学定員1200名のうち一般入学枠は約940であるに対し、受験者は15万人を越えるため、競争率は各大学院ごとに例年250~500倍となっている。例年の競争率はアフマダーバード校が最も高く、次いでバンガルール校あるいはコルカタ校、そしてラクナウー校、コーリッコードゥ校、インドール校の順となっている。合格者の平均正答率は約98%と言われている。[Wikipediaから抜粋]

さて、FT紙の評価には日本の経営大学院は参加していないようです。なんとなくはなから評価を下げるようなランキングには参加しないのが得策だとの考えなのでしょう。

2016年の元旦の日経新聞「目覚める40億人の力 インドの俊英、続々頂点に」においは、グローバル企業でCEOに就任するインド人が増えているという記事が掲載されました。インドの理系教育と英語、多民族による多様な環境が優秀でタフな人材を生み出すものとになっているのではないかと述べています。

留学というと、アメリカ、ヨーロッパの一流校へと向かいがちですが、アジアに目を向ける時期なのかもしれません。そういう意味では、インドはおもしろい。フルタイムでなくても、インドの学校に一年くらい留学すると思考のOSがユニークな進化を遂げそうです。

 

関連リンク
Global MBA ranking 2016 — analysis and school profiles
FTのMBA校ランキング、首位はINSEAD
目覚める40億人の力 インドの俊英、続々頂点に
Indian Institute of Management, Ahmedabad[IIMA]

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