道筋
公開日:
:
ゆく未知/考えごと
10月にインドから帰国して、年明けくらいから本格的に再開した東京での仕事は、そこそこの勢いで動き始めた。
リサーチからアイデアの種づくりまで、いくつかの案件を担当しなかなかの充実度がある。
2011年に前の仕事を辞めて2年間留学して、その間に旅も仕事も少しずつ試して、ようやくアート、デザイン、サイエンス、ビジネスという各領域が融合して動き始めてきた感じがする。
続けながら、進化させていくことが必要。
気が付くと、6年ぶりの日本・東京での生活はやっぱり趣があって暑すぎる夏も、セミや甲子園、かき氷と楽しめている。
その夏の間に、10年前には想像していなかった自分で会社をつくるということを経験し、改めて仕事を創っていくこと言うことを覚悟というか流れの中で決めた。流れの中で決めた時は、無理がない感じなのできっとうまくいくのではないかとも思うが、それは自分たちの高い品質を重ねていく努力と縁次第かとも思う。
桜の季節に新しい出だしをというのが日本式だが、夏から秋にかけてというのも、なかなかいいものである。
8月からpearは、法人として活動をはじめている。何かが大きく変わったわけではないが、一つの道筋がついたということと、覚悟の再確認である。
関連記事
-
-
見ること、見せることについて@東京藝術大学修了展
1月30日に藝大の修了展に行った。 多くの興味深い制作展示がある中、じっくり見られたものは限ら
-
-
NHKクローズアップ現代「広がる”読書ゼロ”」を見て思ったこと。総合メディアの知情意とは。
アムステルダムの公立図書館[/caption] NHKのクローズアップ現代「広がる読書ゼロ」
-
-
よき生産者になるためには、よき消費者であれ
20代のころに読んだ本に書いてあった言葉である。 確か、読書家で有名な立花隆さんの本に書かれて
-
-
pearホームページオープン
私たちのユニットのWEBができあがりましたのでこちらでも紹介させてください。これから日本、インド
-
-
見ることに関する考察
11月27日の日経新聞に面白い記事が載っていた。 私の履歴書・画家絹谷幸二さん