Pre-sessional Academic English course at Camberwell College of Arts./ロンドン芸術大学夏のアカデミック英語集中特訓

この夏はアカデミック英語学習に投じることにしました。

学生、社会人と英語はそれなりに勉強してきたつもりです。でも、そのときどきに間に合わせで、いつも不十分な感じがしてました。まあ語学は壮大な慣れともいいますので、そんな感じでいいとも思いますが、何分、筋トレのように継続的にがんばるのが語学に関しては苦手です・・・。あと、いつまでたっても知的な英語遣いの水準には届いていないという実感が捨て切れなかった。

せっかくイギリスにやってきて、しかもリサーチやアートに関する専門英語が学べるので所属する大学の夏期集中講習に素直に参加することにしました。

朝10時から午後3時まで、月〜金という時間割り。しかも結構な宿題が出ます。でも、授業は20人くらいのロンドン芸術大学の大学院進学内定者で、インタラクティブな環境なので1日はあっという間。

コースの大きな目的は、大学で研究や創作するに相応しい知的な英語を書くこと、プレゼンテーションができるようになることです。そういう点では、試験対策や英会話系の語学学校とはかなり違います。(IELTSの試験は、出会ったばかりの試験官に「あなたの町のトリ」について話せとか現実世界ではありえない要求をされるのでもうできれば受けたくないです)

昔、大学院にいたときに国際学会発表用の英語トレーニングをとっていましたが、さすがにここまで集中的で課題もがっつり出るものとは違いました。社会人のときは、Berlitz通ったし、会社ではプレゼンや会議が英語なんてのは日常でした。でも、いつも苦手意識がつきまとっていた。

もうこの際なので、年齢なんて忘れて、やり忘れたり損じてきたことを補修していきたい。働いてるときも、こういうの集中的にやっておきたかったって思ってたんだよなあ。

さて、校舎に使われているCamberwell College of Artsは修復美術やクラフト・加工、ファイン・アートで優れた教育をするカレッジだそうです。うちからアクセスはあまりよくないし、街の雰囲気はロンドンにあるアフリカという感じだけど、大学の建物は落ち着いていていい雰囲気です。校風も地味めだけど、実績は相当のもののようです。セントラル・セント・マーチンズみたいな華やかなのもいいけど、こことかチェルシーカレッジとかウインブルドンカレッジといった学校も地元ではかなり評判いいみたいです。最も、僕にはファイン・アートは遠い世界の話ですけれど。

8月末まで、いまの予備校生のような生活が続きそう。

35歳の夏!まさかこんなことをしているとは。人生は気まぐれな旅ですね、まったく。楽しまなくちゃ。

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