インド国民は平均何才？ / The average age in India

インド人の平均年齢
インドには、世界第二の人口12億人が暮らしています。その12億人のインド人全体を平均すると25歳。なんと45歳の日本人より20歳も若いのです。

もう少し詳しく各年代の構成比率を一覧にしてインド、日本を比較してみましょう。（ここでは平均と記していますが、厳密には中央値です）

年齢比率は日本と逆の形状です。インドには65歳以上の高齢者が5％しかおらず、10代以下が20％もいます。このボリュームが大幅に人口平均年令を引き下げているわけです。

一方、日本は4人に1人が65歳以上の超高齢化社会です。改めて日本の高齢者の多さを知ると驚きます。日本が高齢成熟国家ならば、インドは、働き盛りがどんどん増え、国の生産性や消費に貢献する若い活力があふれる歴史はありながらも若い新興国なのです。

平均寿命

平均寿命はというと、インド65歳、日本83歳（WHOデータ, 2011）と18歳の差があります。

ですが、子供を産める若年層がどんどん増えていることから、このまま2050年になると17〜20億人になるのではと推計されています。

ちなみに、インドの人口は2023年には14億7千万となり中国を抜く見込み。また振り返ると、1950年には5億人ちょっとだったそうで、人口が爆発的に伸びていることがわかります。

新興国マーケットと言われて久しいですが、人口が多いだけではなく、国民のエネルギーが若く力強いという点も含めて魅力だと思います。

データ出典　[India: Census 2011, Japan: Census 2010]