インド・デリーの電気街Nehru Place(ネループレイス)にはかつての秋葉原のような雑多さ健在。買いものは大変だが、割安?!
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最終更新日:2014/08/04
店・会社 / store, company India
駅に大型店登場するも依然活気あるネールプレイス
私は小学生のころから電気屋をハシゴして製品チェックとカタログ収集をするという奇特な趣味を持っていましたが、大人になってからもその習慣は変わっていません。(最初の職業が電機メーカーだったのも納得です)インドでも大都市に来ると、まずは電気屋訪問をしています。
ニューデリーには、ネループレイスという電気屋が密集している地域を訪問しました。7月にしては暑い42度は、この地を訪れるには熱気がありすぎて、密集地に入るとくらくらしてきます。
ソニー、サムスン、東芝、Acerなどの直営店舗がある一方、ITやオーディオ系のブランドを多数集めている小売店、ジャンク屋、PCの天板をラッピングする業者も多数集まっています。(敷地内には服飾系の露天もたくさん出ていました)
ここのところ私は、スマートフォンやパソコンにつなげるポータブルスピーカーJBL FLIP2をいろいろなところで調べて価格比較などしています。
この製品は、Reliance DigitalやCromaなどの大手の家電店では、Rs.7000(約12,000円)で売られています。それが商品の標準価格のようです。同じ製品が、このネイルプレイスではRs.6150と1割近く割引で売られていました。比較対象として、ムンバイの電気街レミントン・ロードではRs. 6700が最安値だったので、ターゲットとしていたスピーカーについては、ネイルプレイスの方が少し安くなっていました。
1990年代後半に私も秋葉原でしていたように、小さなお店や卸問屋を一つ一つまわって価格を調べて至ったことを思い出しました。しかし、それをするには暑く、そして人混みと散乱するゴミで酔いそうです。
そんな気分で、駅に引き返すと、行きはタクシーできたため気がつきませんでしたが駅中に冷房がきいた大型家電店HOTがありました。
冷蔵庫や洗濯機などの生活家電とパソコンやテレビの黒物家電を駅の左右に振り分けてかなり大きな店舗をかまえています。
密集する外の店舗と比べてなんと快適に買いものができることでしょう。
さっそく、例のスピーカーの値段を確認してみました。やはり、Rs.7000の標準価格です。これ以上は下げられないそうです。試しに、「外の店はずっと安くてRs 6150だったよ」と言ってみましたが、割引に応じる感じではありませんでした。
この日はあまりに暑くて、こんな暑いなら高くても涼しいHOTで買いたいも思ったりしましたが、冷静に家に帰ってから考えるとちょっとの苦労で1500円近く安いならやっぱり電気街で買うのかな、、、と思い直したりしました。インドの人はどうなんでしょう。850ルピーの差は大きいと思います。チャイが一杯5ルピー、マクドナルドのセットが150ルピー程度で食べられるのですから。ただ、先日言ったような高級モールDLF Emporioで買うような人は、電気街にはまずいかないでしょうね。
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