ショッピングモール@アーメダバード Alpha One MallとHimalaya Mall
公開日:
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最終更新日:2019/04/10
店・会社 / store, company Ahmedabad
アーメダバード中心地のショッピングモールを訪問しました。現地に暮らす日本の人々には、2011年にオープンしたAlpha One Mallが一番きれいでおおよその物はそちらで揃うからおすすめだと聞きました。
200以上の店舗で構成されているこのモールは、「広い」、「明るい」、「洗練されている」という第一印象を持ち入るとすぐに気分が高揚しました。朝10時にモールは開店して、中のお店の多くは11時ごろから開き始めます。閉店は夜10時です。
店舗
アパレル、電器、スポーツ、家具、アクセサリー、食品、レストラン、映画館とかなり広い品揃えで、日本のイオンのような店舗づくりです。以前、デリーで行った高級ブランドが入っているモールと比べると、カジュアルでありながら、洗練されたイメージを持つお店で3時間程度滞在しましたが快適な買い物ができる雰囲気です。
アディダス、ナイキ、プーマ、Benetton、fcuk、GANT、Levi’s、Swatchなど世界中のショッピングセンターで見かけるブランドもあります。
ファッションは、EthnicとWesternの両方のブランドが入っていて女性服を扱うブランドは、34店舗ありますが、うち16店舗が民族衣装のお店です。こうやってみると半分は洋服のお店です。お客さんも、このモールに来る人に関しては、女性のファッションは若い人ほど洋服着用率が高いようです。ZARAとかH&M、UNIQLOはありませんが、ファストファッションのfcukが出店しています。40歳以上の方は民族衣装の方が断然多いようです。
日本のブランドで存在感を持っていたのは、SonyとCanonです。Canonは一眼レフやレンズを中心に展示していましたが、在庫がある最上位モデルがEOS-7Dで5D以上は置いてないとのことです。
スマートフォンもたくさん売ってますが、iPhone5s 32GBでRs.70,000(約10万円)、サムスンの最新GALAXYもRs40,000前後(約7万円)ととても高価です。そんなこともあり、iPhoneは4や4sが、少し値を下げてまだ売られています。それでもRs30,000前後なので十分高いです。
そして、やはりマクドナルドとKFCも展開されています。マクドナルドはベジタリアン専用ですが、KFCでは非ベジタリアン用の鶏肉が提供されています。
家電店ではテレビ売り場、洗濯機、冷蔵庫、エアコン売り場が特に大きく、店員の接客も熱心でした。店に入るなり、ぴったりマンツーマンで接客がつくのが特長です。これは三つの電器屋で共通する特徴でした。Reliance Digitalのテレビの接客員は、ブランドごと、商品タイプごとになかなか豊富な商品知識を持っていて話していてとても参考になりましたが、別の商品郡ではあまり知識がなくて、店の力の入れ方が商品で違うことを感じました。
あと、もうすぐFIFAワールドカップですが、接客を受けた人たちはみんなクリケットには興味があって、サッカーは何人でやるのかも知らないよ、と言ってましたね。逆に、自分がクリケット何人でやるかしらないから逆だね、というと笑ってました。
客層
日曜日の11〜15時くらいは、若者の同性同士の3〜4人のグループが多いのが印象的。ときどき男女の組み合わせの高校生らしきグループもみかけました。その他、男女でいるのは、既婚者なのかなと思われます。後は家族連れです。先日ちらっと平日の同時刻に来た時に比べて、客は圧倒的に多かったです。
アクセス
地下に大駐車場があり、多くの人は車で訪れ、残りはバイクです。この時期は毎日40度を超えているため、歩いてやってくるのは難しい環境ですし、食料品を買っても外で長時間持ち歩いたらすぐに悪くなるでしょう。
動画
Youtubeの動画はイベントのものですが、イメージをよりリアルに伝えているのでご紹介。
Himaraya Mall
Alpha Oneから北へ1キロほどの場所にあります。こちらは、NIDの学生に家電買うならどこ行くべきと訪ねて紹介してもらいました。アップルの正規ディーラーやCromaという大型家電店も入っています。その他にも、アパレル、食品、アクセサリーなど多数の店舗が入っています。
Alpha Oneが縦横に広がっているのに対して、HImalyaは楕円形に内部が構成されています。古さを感じる建物と中も薄暗い雰囲気です。出店ブランドもやや少なめです。ただ、大きな看板や結構な顧客の流れがあって活気は感じます。
こちらで暮らす日本企業の人に聞くところでは、多くのモールは似たり寄ったりの店舗構成で、新しくきれいなところができると客はそちらに移り、飽きられた方は閑散として次第にシャッター街になっていくのだそうです。そういう意味では、Himalaya Mallは依然、集客力のあるモールと言えると思います。
両方のモールを訪問して気がついたことは、グローバルブランドの中でも、元の値段で販売しているものもあれば、Samsoniteのスーツケースのように戦略的に現地価格に調整して売っていることもあったことです。おそらくほぼ同じ製品だと思います。あと、キッチン用品で中国語で書かれているものを多くみかけました。
あと、アーメダバードのこれらモールではほんとに外国人をみないということです。中国人らしき方に二名ほどすれ違った程度です。
Alpha Oneは飛び抜けてすばらしいと聞いているので、今後他も訪問してシャッター街のようなモールと何が違うのか、比較してみようと考えています。
Himalaya Mall
(2019年4月追記:Himalaya MallのWEBリンクが切れています。サイトが見つかりません。トリップアドバイザーのコメントでは2018年頃から店が締まり始めたようです)
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