高級、ムンバイ空港国際線ターミナルは1泊するのも快適?!Chattrapathi Shivaji International Airport
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最終更新日:2014/12/05
インフラ / Infrastructure, 交通 / transportation
総額1,600億と言われているムンバイの国際線ターミナルが2014年2月にオープンしました。
先日、乗り換えで6時間ほど滞在したのですが、ロビーには本物の樹木が植樹されていたり、睡眠するのに快適なフラットシートもいくつか設置されており充実ぶりに驚きました。
経済の中心地として世界にその成長と成功をプレゼンテーションするかのごとく、豪華なターミナルです。さすがにシンガポールのチャンギ空港までとは思いませんが、ドバイの空港の水準に近づいてきていると思います。
ラウンジは、高級ホテルを思わせる大理石とライティング。また、インドの歴史や民族を題材に多数のインスタレーションが展示されていました。博物館やテーマパークのような雰囲気がそこにはあります。
そして、一番驚いたのはトイレの美しさ。それこそ高級ホテル並みに美しく保たれていました。もはやそこにかつてのインドの姿のかけらすらありません。(そういえば、TOTOでした)
確かに、インドにはガイドブックを彩る鮮やかで埃っぽいステレオタイプなインドも健在です。長距離鉄道の多くの駅はまさにそのままだったりします。(人、牛、犬たちが入り乱れてカオスです)その一方で、世界の人々の目に触れる国際空港の刷新には目覚ましいものがあります。
インドに行って気がついたのは、場所とそこにいる人のタイプがくっきり分かれることです。たとえば、NIDの学生に話しを聞いても、飛行機で国内を行き来している人には滅多に出会いません。みんなバスか鉄道を使います。運賃が10倍くらい違うからです。そういう意味で、空港自体が特別な場所であり、更にムンバイやデリー、バンガロールの空港は更に政治・経済・ITの中心として特別なのです。
経済躍進、改革推進のモディ政権になり、今後ますますインドは姿を変えていくことでしょう。
その外観も、ムンバイ市街地からは、まるで巨大なUFOのように見えます。夜は特にSF的美しさがあります。
オフィシャルサイト:空港サイトは、2014年10月現在まだまだこれからなようです。実物に対して、とても質素。
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